米農家が大豆からトウモロコシ収穫へ、損失確認と穀物ピット修理
米国ミネソタ州の農家が発信するYouTubeチャンネルMillennial Farmerは、動画「Back to Corn... Then the Grain Pit Broke」を公開しました。大豆の収穫を終えた投稿者が季節外れの暑さの中でコンバインをトウモロコシ用に切り替え、収穫ロスを確かめながら作業を始めたところ、自宅の荷受けピットで故障が起きた一日を記録しています。
季節外れの暑さと切替整備
大豆の収穫をすべて終え、この日からはトウモロコシの番です。予報は華氏88度(約31度)で風も強く、投稿者は「この条件でトウモロコシを収穫した記憶はほとんどない」と語ります。翌週には最低気温が華氏30度台まで下がる見込みで、本来はそちらがトウモロコシ収穫らしい天候だと家族と話しています。
最初の仕事はコンバインの切替です。大豆はエアクリーナーを汚しやすいとして、フィルターを外して吹き清掃しました。ロータを低速側に入れ、チョッパーの固定刃を外し、作物の切替時の習慣としてグリスアップも済ませています。大豆の粉じんが残るキャビンも清掃し、キャビンフィルターまで手入れしました。
耕うん作業の準備
並行して父親は秋の耕うんに向けた準備を進めています。幅40フィート(約12メートル)のチゼルプラウは旋回半径の大きいトラクターに付け、その半分の幅のリッパーを小回りの利くトラクターに回すと説明しています。作業機の幅と旋回性能を組み合わせて割り振る考え方です。
チゼルプラウにはAgriCarb社の新しい爪を2本だけ試験的に取り付けました。タングステンと超硬材が使われ、ほかの爪より長持ちするとされるものの、価格が高いため本数を絞ったといいます。摩耗が最も大きいタイヤの直後に左右1本ずつ配置し、どこまで持つかを確かめる計画です。
収穫ロスの実測と補正
収穫を始めると、まず機械に破砕粒と夾雑物の量を見て自動で調整させます。続いて損失の計測に移り、ある地点の状態を記録したうえで、その場所に戻って地面を確認します。1平方フィートあたりの落ち粒を数えた結果は「約2粒で、悪くない」とのことでした。
穂軸が割れずに残っているかも見て、コンケーブの設定が合っているかを判断しています。Deereのアプリにある損失計算ツールでは、損失は約0.5%、1エーカーあたり1.14ブッシェルと出ました。大豆で同じ作業を済ませていても、性質の大きく異なる作物に替えたら測り直す必要があると説明しています。
荷受けピットの故障
作業が軌道に乗った矢先、父親から自宅のピットに問題が起きたと連絡が入りました。穀物の流入速度を調整するゲートのチェーンが切れており、原因は強度の足りない連結リンクでした。以前の破損時に自分で付けたものだろうと投稿者はみています。ピットが空になるまで約30分、家族がボタンを押し続けて待ちました。
その間に、昨年のオイル漏れの名残でほこりが固着したクーラー類を熱湯で洗浄しました。圧力をかけすぎるとフィンが曲がって傷むため、加減が要点だと語ります。修理では連結リンクの代わりに5/16インチのグレード8ボルトとフランジナットを使い、ゲートの開度は感覚で調整しました。その後は父親にコンバインを任せ、乾燥機の始動に向かっています。
本記事は掲載時点の情報です。発言の引用は日本語に訳しています。