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秋の米中西部で働くトラクター10選、首位は60シリーズ最終号機

米国の農機動画チャンネル bigtractorpower は、動画「BEST Tractors of October 2026」で、2026年10月の秋作業の現場で見つけたトラクター10台を紹介しました。投稿者はイリノイ州やウィスコンシン州などの収穫と秋耕の現場を回っています。1970年代の連結式4輪駆動機から最新の大馬力機まで、今も畑で働く機体を製造年や来歴とともに語る内容です。

bigtractorpower / 公開 2026/11/01 / 12分 / YouTube で見る

往年の大馬力機

最初に登場するのはAllis-Chalmersの300馬力の連結式4輪駆動機です。1978年に登場し、1981年の生産終了まで「Super Beast」の名で売られたといいます。White社のField Bossシリーズの4-210も挙がり、投稿者は近所の酪農場が同型機で粗飼料を収穫していた子どもの頃を振り返っています。

360馬力のBuhler Versatile 2360は2002年から2008年まで製造されました。BuhlerはこのデザインをNew Hollandから買い取り、初期は青いNew Holland部品を使い続けたと説明しています。2003年モデルからVersatile伝統の赤と黄の塗装に変わり、映像の機体は2002年の初期型です。

50年前のInternational Harvesterで最大の条播用トラクターだった161馬力の1586も紹介されます。1976年9月に登場し、インディアナ州でタンデムディスクを引いていました。1995年から2001年のAGCOで最大だった425馬力のAGCO Star 8425は、ウィスコンシン州でSunflower製のチゼルを引いています。

現行機と小型機

新しい機種ではClaasのXerion 12シリーズが登場します。固定フレームで4輪操舵の大馬力機として2023年に投入された系列です。2026年モデルの585馬力機12.590がウィスコンシン州のトウモロコシ収穫でグレインカートを引いていました。

小型機では1964年から1972年に作られた70馬力のJohn Deere 3020が紹介されます。手入れの行き届いたユーティリティ仕様で、アイオワ州で同社の327ベーラーと干し草を作っていました。86馬力のMinneapolis-Moline G850は1971年の1年だけ作られた機種です。Oliver 1755をもとにしているため「Moliver」と呼ばれることがあるそうです。

92馬力のOliver 1855はウィスコンシン州で同社のグレインドリルを使って秋まき小麦を播種していました。投稿者は「ブランドも年代も合ったトラクターと作業機の組み合わせ」を見つけるのはいつもうれしいと語ります。

60シリーズの最終号機

首位に選ばれたのはJohn Deereの4760です。投稿者によれば同社はトラクターを108年作り続けており、1992年から1994年の60シリーズはその中でも象徴的な系列とされます。60シリーズはSound-Gard(同社の防音キャブ)時代の最後の機種群にあたると説明しています。

映像の4760は175馬力の2輪駆動で、アイオワ州でグレインカートを引いていました。この機体は1994年にウォータールーの工場で最後に完成した60シリーズで、その後は8000シリーズの生産に移ったといいます。投稿者は冒頭で「とても人気のあるシリーズの最後のシリアル番号」と紹介しています。

本記事は掲載時点の情報です。発言の引用は日本語に訳しています。